新参者II。

For HARUMA。

ふれる

「ふれる」(12)/海外で活躍すること自体が俳優として僕が目指すところではない。

勇者のキミたちへ。 三浦春馬作品「ふれる」。 二〇一五年 正直なことをいうと、当時の僕は俳優としてどうあるべきか、それほど深く考えていなかった気がしています。というより、自分なりに考えてはいたけれども、全然考えが足りていなかった。演技が上手…

ふれる(11)/肌で感じたアジアの文化。

勇者のキミたちへ。 三浦春馬作品「ふれる」。 肌で感じたアジアの文化 二〇一四年 ➖海外に目を向け始めた、直接的なきっかけはあるんですか? 20歳を過ぎた頃から、俳優として海外に出てみたいと思うようになりました。10代の頃も仲間と集まって夢を語り合…

ふれる(10)/海外-ソウル。

勇者なキミたちへ。 三浦春馬作品「ふれる」。 shinzanmono2.hatenablog.com shinzanmono2.hatenablog.com 台北、北京、ソウル。 海外3部作の最後。 ソウル 日本より国土が小さいけれど、 街や人々に、とても熱を感じます。 訪れると、毎回感じることだし、…

ふれる(9)/海外-台北。

勇者のキミたちへ。 三浦春馬作品「ふれる」。 Photoメインです。 台北 不思議と笑顔がこぼれる街だと思いました。 食べ物も、飲み物も本当に美味。 この先、台湾の歴史にも触れていきたいです。 台湾の思い出 初めて台湾へ行ったのは、 『東京公園』という…

ふれる(8)/海外-上海。

勇者なキミたちへ。 三浦春馬作品「ふれる」。 写真集らしく、Photoメインです。 海外に出て、自分の力を試してみたい。 そう思っていた僕に、 幸運にも上海で映画を撮影する話が 舞い込んできました。 現地に滞在したのは、 2013年10月末から約1ヵ月間。 …

春馬くんとふれるを話そう(7)/いつまでたっても子どものままと役者にとって大切な仕事。

shinzanmono2.hatenablog.com shinzanmono2.hatenablog.com 小学校6年生くらいのときに 初めて主役を演じた 『森の学校』という映画は 丹波篠山が舞台だったし、、、、 今回の撮影で京都に来た、、 繋がりで、 冒頭から出た「森の学校」、、、 初めて主役を…

ふれる(7)-2/面倒くさい生き物と作品に対する思いを自分の言葉で伝えたい。

勇者なキミたちへ。 たとえば僕がファッションイベントに招待されてランウェイを歩くとき、どうしてここにいるんだろうと不思議な気持ちになったりもします。一方で、貴重な経験をさせてもらえることをありがたいと思っているのも、正直な気持ちです。僕が…

ふれる(7)/俳優として、村木さんとかっこつける時代は終わった。

勇者なキミたちへ。 俳優として 二〇一三年 ➖三浦さんにとっての俳優としての原風景を教えてください。 この本の撮影で久しぶりに京都へ行き、懐かしい気持ちになったんです。京都は子役時代の思い出の多い場所で、小学校6年生くらいのときに初めて主役を演…

春馬くんとふれるを話す。(5)(6)/心の正装。

shinzanmono2.hatenablog.com 物事を学ぶ精神を見つめ直す、、、 難しい事をいうなぁ、、 と思っていたら、、 学ぶ者としての正しい装い。 と続けてきた、、 「 学ぶ者としての正しい装い。」 春馬くん、 めちゃくちゃ素敵な表現だね、、、。 わたしなりに、…

ふれる(6)/学ぶ者としての正しい装いと道理を重んじること。

勇者なキミ達へ。 shinzanmono2.hatenablog.com 学ぶ者としての正しい装い。 最も根本的な部分を 疎かにしてしまっていた。 大切なのは感謝をすること。 そしてその気持ちを 持ち続けること。 自分がどんな人間なのかを知り、 手探りではあるけれど ようや…

ふれる(5)/求めるところは自分の心と美しいと思える心。

勇者なキミ達へ。 二〇一三年 ➖茶道に興味を持ったいきさつについて教えてください。 保育園のときにお茶の時間があって、先生がたててくれた子ども用の甘い抹茶を、器を回して飲んだ記憶があるんですけど、いわゆる茶道に触れた機会は、実を言うとそれくら…

春馬くんとふれるを話す。(4)/学ぶ精神を見つめ直す。

人は、 段々と、 学んでいくものなんだね、春馬くん。 物事を学ぶ精神を見つめ直している、 物事を学ぶ精神を見つめ直している、、 難しい事を言うね、春馬くん、、 物事を学ぶ精神、、とは、、 これはどう言う事を言っているのか? 繰り返し何回も声に出し…

春馬くんと健太郎。永遠の0、歴史に生きる。

特攻隊員の苦しみは 出撃した人間にしかわからない。 私のような特攻要員と 帰らなかった者の間には 雲泥万里のごとき 高い隔たりがあると思っている。 ただ友を見送った時の気持ちだけは ハッキリと覚えている。 あの時の気持ちだけは 忘れ様にも忘れられる…

茶道と春馬くんと平和への想い。

「ふれる」 日本舞踊のあとに茶道へと 移っていきますが、、 裏千家15当主(現 千玄室101歳)が特攻隊員であったことは知っていたのですが、今日のNetNewsで当時のことが詳しく語られていて、 生きて帰り今に至る自分の仕事(茶の道)を通しての平和運動が載せら…

春馬くんとふれるを話す。(3)/三浦さんと日本舞踊とふれると日本製。

三浦春馬さんの「ふれる」にふれ、 あらためて、 日本文化の魅力に引き込まれています。 23~4歳頃、一番海外旅行に行っていた頃で、、 確かに他国の若い人って、 自国のついての知識をしっかり持っていて、 それに比べ 自分は、、 日本の事あまりよく知らな…

ふれる(3)/日本舞踊、心に鎧とふたつの武器。

浴衣を着ると、それだけで身の締まる思いに。 稽古とはいえ、心に鎧をつけるような舞台に立つときと同じ種類の気持ちになる。 二〇一三年 1日本舞踊の稽古を体験するのは、初めてだったそうですね。 稽古着の浴衣を身につけてると、形からとはいえ、身の締ま…

春馬くんとふれるを話す。(1&2)/通過点と配置と征服。

三浦春馬「ふれる」を読んで。 ふれる/2015、今はまだ旅の途中。(1) - 新参者II。 (1)通過点 三浦さん、、 人生は、 50になっても60になっても、 歳なりにあらたな出来事が、 連続していく日々であり、、 三歩進んで二歩下がる、、 常にそれの、 繰り返…

ふれる(2)/日本を知りたい。

日本のことをもっと知りたい。 この思いが、本を作るきっかけでもありました。これから先、俳優として海外へ積極的に出て行きたい。そのためには日本の伝統文化や歴史について知っておく必要があると思ったのです。そしてまずは、自分が最も興味のあった日本…

求めるところは自分の心にしかない、再び。ふれる。

求めるところは 自分の心にしかない、、 美しいと思える心が 美しい、、 今日は何も語らず、 春馬くんのことばだけを ここに置きます。 二〇一三年 一茶道に興味を持ったいきさつについて教えてください。 保育園のときにお茶の時間があって、先生がたてて…

悩みどころとそのヒトとなり。

「ふれる」と、 そこから歳を重ねた 春馬くんのインタビュー。 もちろん、 これらからすべてがわかるわけなど、 あるわけないのだけれど、、、 それでも、 正しい時期に正しく悩み、 そして、 クサることなく、 諦めることなく、 前に進み出した春馬くんを …

悲しいほど美しい響き。「ふれる」の帯。

帯も大切だからね、、 帯の部分も残して置きます。 本の帯には、、 ちょっと、 キャッチーな言葉があること、 多いけど、、 本の目的が、 わかりやすく伝わるように、、 彼が叫びたかった真実。 その悲しいほど美しい響きは、 あなたの人生にいつまでも残る…

「ふれる」にふれる。春馬くんとの対話、ラリーは続く。

“三浦春馬”の、 色々な作品や彼の言葉にふれ、 それらと、 毎日のように対話をしている。 春馬くんとの対話。 わたしと春馬くん。 私の、 わたしと春馬くんと、 私以外の方の、 わたしと春馬くんが、 同じ、、 とは限らないのでしょうね。 それぞれの、、 わ…

春馬の365日。

覚悟を決めた男の顔は、 こんなにも、美しい、、、。 どの季節のキミも、 その季節に相応しい輝きを、 放っていてくれているけど、、 2013、2014年のキミと 2015年のキミ、、 こうして比べみて、、 こんなにも、、 急にオトナびている事に、 驚く。 人として…

ふれる。2015、ひとりの人間として。

shinzanmono2.hatenablog.com ↑ 前回は、 「ふれる」の冒頭の部分を 投稿しました。 今回は、 役者である前に、 ひとりの人間として 人生を大切にしたい。 で始まる 末尾の部分を投稿したいと 思います。 その間の 2013、2014の春馬くんも また別日に、、 …

ふれる(1)/2015、今はまだ旅の途中。

その始まりは些細な違和感でした。 「ふれる」を読んだことがなかった自分は、 ネット上でよく見かけるこの言葉が 気になって仕方なくてありませんでした。。 身動きが取れなくなったという春馬くんは どうなっていったのだろうかと、、、、。 人は、、 長…

次も、春馬は春馬で。

ファンの皆さんが、 三浦春馬を愛してくださるなら ボクはもっと、 三浦春馬を愛さなければ、、 “生きること”や、 “どう生きるか”を、、 真剣に考えた天才たちは、 みんな似たような、 思いに行き着くのだろうか。 求めるところ 自分のこころにしかない。 彼…

求めるところは自分の心にしかない。そして芦原妃名子先生。

求めるところは 自分のこころにしかない。 これは、 三浦春馬の作品『ふれる』での一文。 ある方が仰ったこの言葉が とても印象に残ったと言う春馬くん。 この文には、 いくつかの意味が込められていると 捉えている私だが、、 求めるところは 自分のこころ…