新参者II。

For HARUMA。

春馬くんとふれるを話す。(1&2)/通過点と配置と征服。

 

三浦春馬「ふれる」を読んで。

 

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ふれる/2015、今はまだ旅の途中。(1) - 新参者II。

(1)通過点

 

三浦さん、、

人生は、

50になっても60になっても、

歳なりにあらたな出来事が、

連続していく日々であり、、

 

三歩進んで二歩下がる、、

常にそれの、

繰り返しなのかもしれませんね。

 

 

 

中心にある価値観らしきものは、

大きく変化する事はなくとも、

様々な体験経験により、

それをブラッシュアップさせたり、

マイナーチェンジさせたり、、、と。

 

 

 

 

 

例えば、

一本筋の通った男になりたい。

このコンセプトを心に決めたとして、

 

それでは、、、

具体的に一本筋を通すとは

どういうことなのか?

美しい筋の通し方をするには

どうたちふるまえばいいのか?

 

こういった事を常に繰り返し

自分自身に問いかける作業に

終わりはありませんね。。

 

 

 

 

20代前半から半ば、、

仕事も出来始め、

自信もつきだすような季節、、

社会人としとやれていると、、

自分は正しい、、と、

つい結論が出たかの様に

勘違いしやすい事も多いなか、、

 

 

 

 

 

三浦さんは、こう言っていますね。

 

 

 

23歳から24歳にかけての三浦春馬というひとりの俳優、ひとりの人間の通過点として、読んでいただけたら嬉しいです。

 

 

既に、売れっ子であった三浦さん、

もっと決めつけて、有頂天なもの

であってもおかしくないところですが、、

生きる姿勢が本当に誠実で謙虚ですよね。

 

 

 

 

 

何も決めつけず、

通過点として読んでほしい、、と。

 

 

 

 

三浦さん、

今の位置を通過点と、

冷静に客観的に捉えている事も

素晴らしいしですし、

その事を踏まえて欲しいと

予め伝えているのも素晴らしいですね。

 

 

 

心に決めた事もあれば、

試行錯誤の途中なものもあり、

これから、、

完璧な三浦春馬を創造する為に

言い訳をしない三浦春馬になる為に、

試行錯誤を、しながらの、

挑戦の旅に出る決意をしたのですね。

 

 

 

微力ながら、、

三浦さんの、

挑戦の旅、心から応援しています。

 

 

 

 

 

 

 

ふれる/日本を知りたい。(2) - 新参者II。

(2)配置。

三浦さん、

つい最近中村吉右衛門さんの

あるインタビューを見ました。

 

 

現代は新しいコト、モノへ移行し

もしかしたら、、

これからは、温故知新とは、

いかないかもしれませんね。

私は日本の文化、伝統、芸能を

継承伝達し残していきたい。

これは、一度失ってしまったら

取り返すのは容易ではない、、、。

 

吉右衛門さんは、

こんな感じのことを語っいました。

 

 

 

そうだな、、と、深く同調するも、

三浦さんが、その若さで、

同じ感覚を既に持っていらした事を

改めて本当に凄いと思いました。

 

 

 

わたしが、

三浦さんと同年代だったとしたら、

果たして三浦さんの感性についていけたか

自信がありません、、

海外のモノにばかり気をひかれ、

そこまで自国の事を考えられていたか、、

三浦さんに比べ本当に子供だったと思います。

 

 

 

 

 

 

そして、、

渡辺先生のお話、、

わたしも興味深く読ませて頂き、

とても引き込まれました。

 

 

出だしから、

素晴らしい「ふれる」ですね、

三浦さん。

 

 

 

 

 

日本由来のものが、ない、、

一説によれば、

日本の神が世界に渡り広めた文明が

逆輸入の様にして入ってきているとも

聞いたりしますが、、

そのあたり、どうなんでしょうね笑。

知らない事、不思議事が沢山ありますね。

 

 

 

いずれにしても、

なかなか無から有は難しく、

基本、今ある何かと何かを

アレンジして生み出していく事の

方が圧倒的に多いわけですから、

日本はやはり想像力がある

器用な人種と言えますかね、、

 

 

他からのモノであっても、

拒否せず鷹揚に捉え、

自分の使いやすい様に、

改良していくあたりは、

我が祖先は

人間力があるな、笑とも思います。

 

 

 

 

 

 

 

視界を狭くすることで、

研ぎ澄まされる、、や、

 

確かに昔はもう少し一年単位で

確かに考えていたな、、とか

 

ほんとに、

興味深く読ませて貰い、、

 

 

 

 

とくに、、

この言葉が印象に残りました。

 

100の糸を手の内にまとめ、

そこに自分の心を乗せて配達する。

これがいわゆる征服です。

 

 

配達に征服、、

なるほどー、、!ですね。

 

 

 

 

圧倒的な空間支配、、

そう評された三浦さん、、

 

舞台の仕事において、

三浦さんなら、

この感覚は、

きっと実感出来ていたのでしょうね。

 

 

 

 

三浦さん、

「ふれる」は、

本当に素晴らしい作品ですね。

 

「ふれる」あっての

「日本製」、、なのですね。

 

 

「日本製」は、

俳優でも歌手でもない、

人間三浦春馬が足で稼いだ、

ウソのない

ノンフィクションな物語。

 

 

「日本製」を思うたび、

私は伊能忠敬を思い出すのです。

 

伊能忠敬氏も、三浦さんも

沢山の方の協力を得てのこととは

思いますが、、

地道で根気が必要で、

自分の、なまみの心とカラダを

駆使しないと完成できない作業。

 

 

 

約5年かけて

日本全国47都道府県各地を巡り、

文化・産業・芸能・食など様々な

分野に携わっている人たちを取材

 

 

忙しい中、

ほんとに、、

良く完走してくれましたね、、

 

 

後世に必ず残る

素晴らしい働きをしたと思います。

 

 

俳優でも、歌手でも、スターでもない

ただの“三浦春馬”としての

仕事だと言うところが、、

本当に最高にシビレますよ、、

三浦さん。

 

 

紛れもない、真実の物語ですね。

 

 

 

ありがとう、三浦さん。

 

 

また、続きでね、、、

 

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春馬くんが放出してきてくれたモノの、

圧倒的な量の多さ、

圧倒的な密度の濃さに、

本当に驚かされます。

 

それでも、俳優って、、

打ち出してきた素晴らしい

球の数に比べて、

いい感じにかえして貰ったなと

実家できる球の数が少ない様に

感じます。

 

そういう機会が少ないというか、、

 

 

 

思いを寄せられたファンレターを

沢山書いた方も居たと思うし、

監督やスタッフに貰う賞賛も

たくさんあったとは思うけど、

 

 

 

映画などは、

撮影から随分と先の上映だし、

TVは数字、、とか言われちゃうと

よくわからないし、、

 

 

こうした、書籍を打ち出して、

球を打ち返して貰える良い場は

あったのだろうか、、とか、

 

 

 

 

そんなことを考えると、

やっぱり、

手ごたえがダイレクトに伝わる

舞台は最高に楽しかったんだよね。

 

 

 

 

 

 

例え、返球を感じ難い状況でも、

本当に、

素晴らしい球を、

たくさん打ち出し続けて来てくれた

春馬くん。

 

 

 

だいぶ、、

遅まきながら、、になるけど、

キミが、「ふれる」で、

打ち出してくれた球を、

キミと会話をしているつもりで、

少しずつ打ち返していきたいと思います。