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三浦春馬連載【日本製】第57回/書籍「日本製」発売後の嬉しい反響について語る。

 

+act

プラスアクト

2020 sep. vol.116から。

 

 

2020年9月号、、

そのまま記します。

 

 

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三浦春馬連載

日本製

第57回

書籍『日本製』発売後の

嬉しい反響について語る。

 

 

『日本製』に続々と嬉しい反響が寄せられている。「世界一受けたい授業』(日本テレビ系)の特別授業「三浦春馬先生が教える!いま知っておきたいメイド・イン・ニッポン」も大好評だった三浦春馬の耳には、どんな声が届いているのか、そういったリアクションを受け止め、どんな想いが生まれているのか。インスタグラムで発信中の「日本製」動画の裏側を聞かせて貰った。

 

 

 

 

2020年7月18日に三浦春馬さんは逝去されました。この取材は2020年6月下旬に行なわれたものです。関係者各位の御理解を頂き、ここに掲載させて頂きます。三浦春馬さんの御冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

 

 

 

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➖14月5日、三浦さんの30歳の誕生日に『日本製』が発売されてしばらく経ちましたが、んな反響が耳に届いているのではないかということと、そういった声を聞いたり、時間を経て熟成された想いであったり、改めて感じていることなどをお聞きしたいと思います。

 

「はい、よろしくお願いします。反響ということでいうと、僕よりも年配の方・・・・・・例えば習い事のお師匠さんであったりとか、そのお師匠さんのご友人が手に取って下さったみたいで。『話には聞いていたけれど、本を開いて内容の素晴らしさにとても感激しました』というようなメッセージを送って下さったりだとか、もう続々と感想を頂いています」

 

 

 

 

お師匠さんは三浦さんから進呈した訳ではなくて、ご自身でわざわざ手に入れて下さったんですか?

 

「そうなんですよね。もっと言えば、普段自分の出演した映画であったり、活動への反響よりも、(「日本製」の)こういう内容だから見てみたかったんだと言って手に取って下さっている方が結構いらっしゃって(笑)。改めて特別な機会だったんだなという風に感じています」

 

 

 

 

➖かなり幅広い層の方々が手に取って下さっているなという印象があります。

 

 

「僕も、そういう雰囲気はちょっと感じています。色んなファンの方・・・・・例えば舞台を観に来て下さる方だったり、長年ずっと応援して下さっている方だったり、自分の表現に関心を持って下さっている方の存在はなんとなくイメージ出来ていたんですけど、やっていることに興味を持ってフォローして下さる方というのは感じるキッカケがなかったんですよね。それが『日本製」の書籍化を通して感じられるようになっているかなというのは、正直な感覚です」

 

 

 

 

➖「本当に47都道府県まわったんですね」と驚かれることが結構多くて、やっぱりそこは相当インパクトがあるんだなと思います。

 

「ホントそうですね。みなさん口を揃えておっしゃいますよね(笑)。一生のうちに47都道府県全部に行けることがスペシャルなことだというのは、自分でも理解しているつもりでいましたが、周りの反応によってより稀有な機会をもらっていたんだなと実感します」

 

 

 

➖lInstagramのストーリーで発信している『三浦家、日本製棚』が凄い反響なので、そのお話も伺えたらなと思っているのですが。

 

「そうなんですか?嬉しいなぁ(笑)」

 

 

 

 

➖あれは三浦さんから提案して下さったじゃないですか。そういうことをしたいというのはずっと考えていたんですか?

 

「もちろん、多くの方に『日本製』を知ってほしいという想いもあったので、そのキッカケになればということも思ったし、自分自身も振り返りたいという想いが素直に生まれたんですよね。プラス、少しでもご協力して下さったみなさんに還元したいという気持ちがずっとあったのですが、今は現地に行くことが難しくなってしまったので、本を読んで下さった方が、もつと知りたい””これを買ってみたい”と思った時にInstagramが入口だったら、ネットでアクセスしやすいかなと思ったんです。と、色んな理由を語ってしまいましたけど、純粋に自分が楽しみながらやっているんですけどね(笑)」

 

 

 

➖写真で投稿してもよかったと思うし、そのほうが手軽に出来るところを、動画にしたのは、どうしてなんですか?

 

「まず、リポストがしやすいってことだったりとか、とにかく多くの方に見てもらう機会を作りたいというのが第一にあったのと、写真だけではなかなか伝わりづらいディテールってあるじゃないですか。日本製ならではの造形美であったり色合いであったりとかを、自分が愛用している感覚と一緒に届けたいという想いが動画のほうが伝わりやすい、もしくは強いんじゃないかなという風に思ったんです。それを••・・・・このチームで『日本製』出版打ち上げをリモートでやった時に提案させてもらったんですよね(笑)」

 

 

 

 

➖そうですね。全員一致で「いい!」ってなったら、もう翌日ぐらいに「こんな感じでどうですか?」と何パターンかの動画が送られてきて、「仕事はやっ!」と思った記憶があります

(笑)。

 

「ははは、前のめり過ぎましたかね。インスタの中で『書籍・日本製』というひとつのジャンルというか、そういう場所を設けることで、実際にどれぐらいの人がアクセスして下さった、どういう反応になっているかは正式には把握していないんですけど、いい形で機能したらいいなと思います」

 

 

 

➖紹介したものの問い合わせが増えたりしているみたいですよ。

 

 

「それはよかった(笑)。ちなみに『三浦家、日本製棚』という名前は、(プラスアクトの)編集長が、そういう感じで入口を統一したらいいんじゃない?と提案してくれたんですけど、あれはいいですよね。あのタイトルはまさにチームプレーの賜物だと思うから、、、

ありがとうございます」

 

 

 

タイトルコールのあとに博多ちゃんぽんを鳴らすのは三浦さんのアイデアですか?

 

 

「(製作者の)國井さんのあのちゃんぽんは日本製棚として発信する一番最初のアイテムだったんですけど、久しぶりに鳴らしてみた時に自分でも改めてかわいらしい音色だなと感じて、チャンチャン♪って感じの効果音として親しみのあるものになるんじゃないかなってひらめいちゃつたんです(笑)」

 

 

 

 

天明堂さんの酒カステラは、インスタを見たといってアメリカから注文が入ったそうですよ。

 

「コメントを書いて下さる中には海外の方もいらっしゃるので、そういう方達なのかな。さっきもお話ししたように、取材に協力して下さった方々に少しでも還元したいということが、わずかでも叶っているんだとしたら嬉しい限りですね。4年以上かけて連載として各地を回らせて頂いて、それを書籍として発売して、インスタを使って読んで下さった方の感想であったり、あとは例えば(高崎だるまの)大門屋さんの娘さんがご自身のインスタに『この間三浦春馬さんが紹介してくれたのはこのだるまです」みたいな感じで載せて下さっていたのを目にする機会もあったりするんですけど、そういうのが純粋に嬉しくて。それを拝見した時に、『高崎だるまの魅力を海外にも発信しているんです』という話を溌刺と話してくれた時の様子がよみがえってきて、ああ、今も頑張っているんだなって思えたから。なんだろう・・・・・凄く・・・・・・嬉しいですよね」

 

 

 

 

一度取材でお会いしただけだし、伺った時期によっては4年以上前だったりするのに、みなさんが凄く印象深いですよね。だから、そうやって近況とかを知れて“嬉しい”という感覚は凄くわかります。

 

「元気をもらえますよね」

 

 

 

➖動画の撮影は手持ちで、自撮りでされていますが、今日はこういうものを紹介するから、こうやって撮ろうみたいなことも、ご自分で考えているんですか?

 

「そうだ、この機会にちょっとご相談したいんですけど、北海道は江差追分を歌う訳にはいかないから、ムックリアイヌ民族に伝わる竹製の楽器)を紹介しようと思っているんですけど、スマホを固定しないと演奏出来ないじゃないですか。いつも右手でスマホを持って撮っているんですけど、それがホームビデオ感もあっていいなという風に思ってやっているので、どうしたものかと思っているんですけど」

 

 

 

江差追分を歌うとか?

 

「いやいやいや、動画を観た人に『三浦春馬どうした?』って思われちゃいますよ。初めてそのストーリーを見る人もいるんですから(笑)。ムックリやっているのも結構『どうした?』だとは思うんですけどね(笑)。『では、聴いて下さい・・・・・・ビヨーンビヨーンビヨーン』って、相当シュールな回になりそうだなぁ」

 

 

 

期待して待っています(笑)。話を戻すと、見せ方だったりまとめ方が、回を追うごとに進化していますよね。

 

「ありがとうございます」

 

 

 

あと、終わりに出てくるスタンプ

みたいなのってご自分でチョイスしているんですよね?力士に塩が振りかけられているやつとか。

 

「塩といったらお相撲さんかなと思って

(笑)。そうしたらお相撲さんがくるくる回っているのに塩がかかっているものがあったので、実に日本っぽいなと。でも、独特ですよね」

 

 

➖自覚があるんだ(笑)?

 

「はい(笑)」

 

 

 

この連載から色々広がりましたね。

 

「本当にそうですね。素敵な出会いがたくさんあったので、みなさんにも日本各地の想いがこの本を通して届けはいいなと思います」

 

 

 

 

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とても、、

印象深いインタビュー記事である中、

以下の部分が特に印象に残っています。

 

 

例えば舞台を観に来て下さる方だったり、長年ずっと応援して下さっている方だったり、自分の表現に関心を持って下さっている方の存在はなんとなくイメージ出来ていたんですけど、やっていることに興味を持ってフォローして下さる方というのは感じるキッカケがなかったんですよね。それが『日本製」の書籍化を通して感じられるようになっているかなというのは、正直な感覚です。

 

 

やっていることに興味を持ってフォロー、、

これは、演じている三浦春馬ではなく、

演じていない三浦春馬

春馬くん自身が関心を持ち伝えたいこと、

即ち春馬くんの思考に賛同してくれる人を

日本製の書籍化を通して、

感じられる様になった、という事ですね。

 

 

きっと、

この手ごたえには、

充足するものがあったでしょうし、、

取材後であっても、

取材した皆さんとキャッチボールが

出来ている事は、

本当に嬉しかったでしょうね。

 

 

 

 

ローラと同じく、

自分らしさを発揮できる、

春馬くんにしか出来ない、

春馬くんらしい、

大切な仕事になりましたよね。

 

 

このふたつは、

春馬くんのライフワークとなる

ものだったのでしょう、、

 

 

まだまだ、、

三浦家、日本製棚には、、

続きがあったはず、、

 

春馬くんの

江差追分、聞いて見たかったですね。

 

 

 

6月下旬のインタビューですよ、、

信じられない気持ちでいっぱいです。

 

 

 

春馬くん、、

きっと自分でも感じていたのでは、、

と思いますが、

地道な積み重ねが実り、

自分らしいスタイルが確立でき

本当の快進撃が始まろうと、、

していたところですね、、

 

 

それは、

ただ年月を経て

ベテランになったからではなく、、

考えて、考えて、、

地道に用意周到に準備し、

努力を積み重ねてきたから、、

なんですよね、、、

 

 

新たなスイッチが入った、

春馬くんだったんですよね、、

 

 

 

 

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