新参者II。

For HARUMA。

"ドS道"、心から腑に落ちる。

 

 

 

まだまだ観てる(笑)、三浦春馬主演『奈緒子』。

お付き合いして下さる方は、投稿に飽きたかもだけど、ひたすら楽しんいる新参者。

 

今、印象に残る会話に、タスキを繋ぐシーンも残しておきたくて繋ぐシーンを何度も繰り返しみている。

今回、この場面を感動して泣きながら見ている時に、古厩監督の"ドS"に本当に心から腑に落ちた私。

 

古厩監督が"部員の汗に勝るものはない"とか、春馬くんが"走りに嘘はない"と言っていたとさんざん分かった風に記してきたけど、、、古厩監督、本当に走らせすぎなんじゃないなんて思ったりもして、、

 

"我武者羅に走ってタスキを繋ぐ"ここで感動を、鑑賞者(お客さん)に届けたいとするなら、、もし私が監督だったとしても"走る"を出来るだけウソでやりたくないなぁ、、と今回、はっきりとそう思った。

 

フィクションなわけだし、役者さんが演じるわけなんだから、必死で走った体で表現して、、とかでもできるんだと思うけど、、、。

 

この"走る"って言う部分だけは、なんかごまかした感じでやりたくないっていうか、、

走った体での感動にお金を払ってもらうって言う感じ、、なんかちょっと嫌だなぁ、、って。

 

 

古厩監督、走ってくれなかったら撮るものがなかったとも言っていたし、走ってくれたならそこだけをひたすら撮ればいい、奇をてらわずに、、とも言っていた意味が今回ちゃんとわかった気がする。

 

古厩監督の今回の仕事はひたすら"ドS"になることだったんじゃないかな、と。

製作日誌にも"監督走らせすぎ"なんて書かれちゃってるくらいだからこの"ドS道"を貫き通すということをブレずにやる、、は、こちらが考えるより大変な事だったのかもしれない。

 

 

まりあの笑顔を"な~んか、嘘くさいと思った"って言う慶太じゃないけど、、

この映画で、"な~んか嘘くさい走り"なーんて思われたら、この映画作る意味ないなと思う。

 

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わかっていたつもりなんだけど、、

いや、いや、、、

私は、今回繋ぐ場面を食い入る様に観て泣いて、、監督の"ドS道"と春馬くんの"走りに嘘はない"が、本当に心から腑に落ちた。

 

皆さんはもうとうにそう思っていましたよ、、ということかもしれませんが。。