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前投稿の
後半です。
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屋台骨のチャーリーと
台風の日のローラ
三浦 エンジェルス(ローラの仲間のドラアグクイーンたち)も終演後に結構、楽屋で反省会してたんだよ。「お前のここがダメなんだ」とか、すごくアツく語り合ってて。
小池 それは知らなかった!
三浦 僕はよくエンジェルスの楽屋に顔を出してたから、結構そういうことに遭遇してた(笑)。アツいんだけど、完全に体育会系の部活のノリだから全然陰湿じゃないの。先輩が後輩に真っ直ぐ指導して、後輩も思うところがあったらちゃんと言う、みたいな感じ。
小池 エンジェルスはガタイがいいキ
ヤストばっかりで、普段は普通に話せるんだけど、メイクしてドレスを着てる時は迫力がすご過ぎてあまり近寄れなかったなぁ(笑)。
三浦 楽屋でメイクしているうちにそれぞれの役に入っていくから、口調もおかしくなってくるしね(笑)。本当に素敵で面白い人たちが集まってた。
小池 懐かしい。春馬は演出のジェリー・ミッチェルさんから「ローラは台風の目になって」って言われていたよね。
三浦 うん。だからローラとして存在する時は、自分の穴というすべての穴からエネルギーを出すイメージで演じてたよ(笑)。
小池 分かる(笑)!
三浦 特に、ローラがチャーリーの工場に乗り込んで、試作品のブーツを見て「これじゃない、レッドよ!」って主張するところ。あの場面は穴という穴すべてからパワーを出したかな・・言葉にするのはなかなか難しいけどね。
小池 あのシーンのローラは迫力がすご過ぎて毎回たじろぐんだよ(笑)。
三浦 徹平君は「チャーリーは屋台骨として作品を支えて」って言われてた。
小池 そうだね、チャーリーはローラとは別の意味で大変な役だし。忍耐力と集中力が特に必要で、ずっと舞台上にいるぶん、チャーリーが軸になってストーリーを繋げるっていう役割も担ってる。その点は常に意識して作品や役と向き合っていたよ。
三浦 この作品に出る前と出たあととで何が変わったと思う?
小池 ブロードウェイのクリエイティブスタッフに演技の指導をしてもらったことで、役や作品に対する向き合い方も変わったと思うし、歌に関しては技術的なことも含めて前に進めたと思う。
稽古中は大変なことも多かったけどね。
あとは『キンキーブーツ」のテンポやテンションが結構長く自分のなかに残っていて、映像の現場に行った時、すごくテンポがゆっくりに感じて、そっちの感覚を取り戻すのに時間が掛かったかな。
三浦 ああ、分かる!僕はローラのあとにすぐ大河ドラマの撮影に入らなきゃいけなくて、芝居の重心を下に戻すのに少し時間が掛かった。それとやっぱり、LGBTの問題に関して、より自分にも関わりがあること”って捉えられるようになったかな。この作品のテーマが多様性だったり、自分とは違う他者を受容するってことなのも大きかったと思う。
小池 本当にそうだね。こうして話し出ると色んな事を思い出すよ。僕がローラの場面でいちばん好きなのは一幕の最後に、ローラがトイレに閉じ込もってサイモンとして出て来て自分の想いを吐き出すところかな。もちろん、華やかだったり動きの多いシーンもいいんだけど、繊細で心の底からの感情を見せるローラに心が震える。他者に自分をさらけ出すことで色々なことを一歩進めようとする・・・すごく素敵な場面だよね。
三浦 僕がチャーリーのシーンでいちばん好きなのは、彼が一旦打ちのめされたあと、工場の人たちがまた帰って来て、トリッシュが、チャーリーが子供だった時のようにキスをする場面。一度はバラバラになったみんなが、ミラノに向けてまた気持ちをひとつにする姿に心打たれるし、優しさがぎゅっと詰まったシーンだとも思う・・・うん、大好きだな。
小池 初演の評判が良かったぶん、再演はさらにブラッシュアップしていかなきゃってプレッシャーもありつつ、またこのカンパニーに戻れることはとても幸せなことだよね。
三浦 本番は来年の春だけど、ビジュアル撮影を経てまた新しい1歩が始まった気がする!
エンジェルさんと春馬くん。
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エンジェルスさん達はエンジェルスさん達で、
自分たちの役割を高める為に
アツい反省会をしていたのですね。。。
ここを読むだけで、、
各々が自分が何をすべきかということを意識し
素晴らしい舞台にする為に
高め合っていたのが伝わってきます。
本当に良いチームだったのでしょうね。
演じる方も観る方もはHAPPYになれる
本当に最高の舞台。。。。。。
少なくともこのHAPPYを10年位は
続けていくつもりだったんですよね。
役者が変われば舞台も変わる。。。
三浦春馬贔屓という立場からすればですけど、、
わたし個人の思いだけど、、
春馬くんのいないキンキ―ブーツは
もう封印してほしかった、、そんな想いです。
次ステージを応援される方を否定するつもりで
言っているわけではないのです、、
せめて7回忌の法要を執り行い、
春馬くんへの言葉を発信しけじめつけ
それから、、、くらいでも、、、
キンキ―ブーツは春馬くんのものではなく、
事務所のもの、、、
ま、、たしかにビジネス的にはそうだけど、、
春馬くんの事だけを考えるわけにはいかない?
でもね、、
ひとつひとつを、、
こんな大事なことを丁寧にやれずにいて
エンタメやれるって、
わたしにはちょっとよくわからないなぁ、、
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STAGE SQUARE vol.32、、
表紙に髙木雄也さん。
7月18日のラジオで、
春馬くんの曲、かけてくれましたね、、